【開催決定!】12月16日(土) 岩田温代表理事講演会

平成29年12月16日(土)、NLCセントラルビル3階大会議室にて岩田温代表理事(政治学者・大和大学専任講師)の講演会『現在の日本における保守・リベラルとは何か』を開催致します。

一般社団法人日本歴史探究会
平成29年12月講演会

▷講師
岩田 温 代表理事(政治学者・大和大学専任講師)

▷演題
『現在の日本における保守・リベラルとは何か』

▷講師プロフィール
岩田 温(いわた あつし)代表理事。昭和58年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。早稲田大学大学院政治学研究科修了。政治学者。現在は大和大学専任講師。大学在学中に『日本人の歴史哲学』(展転社)を出版。その後『逆説の政治哲学』(ベスト新書)や『人種差別から読み解く大東亜戦争』(彩図社)、『平和の敵 -偽りの立憲主義-」(並木書房)など、多数の書籍を出版。テレビ朝日『朝まで生テレビ!』、NHK総合『NHKスペシャルシリーズ日本新生「戦後69年 日本の平和を考える」』等、多数のテレビ出演もしている。

▷講演概要
 保守、そして、リベラルとは何か。先日の衆議院議員総選挙では、各政党の特色を表し、有権者である私たちにとっての判断基準の一つになったはずである。また報道番組でも頻繁に「保守」、「リベラル」という単語が使われていた。
 しかし、どうも現代日本における「保守」「リベラル」の認識が曖昧なように思われてならない。例えば、立憲民主党に所属する政治家の面々を思い起こしてほしい。特に党代表を務める枝野幸男氏は自身を「リベラル保守」と自称している。そして、党のホームページでの代表挨拶では「右でも左でもなく前へ」とし、安倍政権が進める憲法9条の改正を「理念なき憲法改正」・「立憲主義を破壊する憲法改悪に反対」だと主張している。
 私も「リベラルな保守主義」を主張しているが、この点では私と枝野氏の主張は全く相容れない。私は安倍政権が進める憲法九条の改正には賛成である。それは、憲法では戦力の保持・交戦権の否定を記しておきながら、我が国では自衛隊を保有していることに大いなる違和感を覚えるからだ。本来であるならば、九条第二項を削除すべきであるとすら考えている。
 枝野氏も私も「リベラル保守」を自任しているが、憲法問題で正反対の主張をしていることになる。
 ではなぜ、このような認識のずれが生じてしまっているのだろうか。また、真の『リベラル』『保守』とは一体何だろうか。今回は現代日本の政治状況を例に、皆様とともに考えたい。

▷日時
平成29年12月16日(土) 14:00開演(13:30開場)講演2時間

▷会場
NLCセントラルビル 3階 大会議室
(大阪市淀川区西中島4-3-21)

▷アクセス
【大阪市営地下鉄】「西中島南方」駅 徒歩1分

▷参加費
・一般:3,000円
・学生:1,000円

▷主催
一般社団法人 日本歴史探究会

▷協力
大和大学雄弁会まほろば

皆様のご来場を心よりお待ちしております。